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【ぼくの県展回顧録】 第48回 平成6年(1994)高知県展                NO.24

やってきた東京での個展
写俳展 出会い触れ合い写心旅―ネパール―

困難な審査も通過し念願叶って、個展に向かって昨年の暮れから慌ただしく準備をしてきた。高知展と野市展でベースになる構想は組み上がっていたが、俳句だけは揃わなかった。自作だけではおっつかず、結局伊丹先生の手助けをいただいての写俳展だ。色紙への揮毫は岡崎桜雲先生にお願いした。オープニングに土佐ネパール行きの動機となるインドラマンの味覚をと、鰹のたたき、ジャコ天、ちりめんじゃこ、小夏にけんぴなど当日の上京組に運んでもらった。伊丹先生ご夫妻、大阪に写俳の仲間、JPA会長、写真家では江成常夫、野町和嘉、大山謙一郎、島内英佑氏など、そして東京在住の個人的友人たち、ペンタックス関係者はもちろん多彩な顔ぶれで会場ペンタックスフォーラムは盛り上がった。長期旅行とも一味違う仮寝の宿など、そんなこんなの個展の経過や模様は県展の後に。
今年も江成常夫審査員かと思いきや、ぼくが個展の会期中、東京に居る間の参与会で植田正治先生にすり替わっていた。伊丹先生


搬入者総数557人(60代165人、50代136人)うち119人が女性、作品総数1707点(1447点がカラー)。
クラブ関係者は23人の100点で挑戦。


 ぼくの作品は『母の祈り』。
スリランカはコロンボでの「ペラヘラ祭り」(2月)を取材しようとぼく独自の海外旅行を初めて企画した。日差しは真上から照りつける強烈さ、木立が深い寺院の境内に入ると少しは凌ぎやすい。そんな木漏れ日の中で目にとまった女性ふたりに、親子の強い絆と敬虔な祈りの姿を感じた。ぼくの撮影手腕を試されるような死シーンだ。ここは仏教国。たったの1枚シャッターチャンスをいただいただけで、カメラの前で手を合わせ、ありがとうをつぶやいた。

第48回「母の祈り」スリランカ 1994年

クラブ関係者の入選作品、
宮地幸『涙』。川村邦夫『飛び込み』。吉田公一『射る』。明石正『選手』。山崎静香『桜の下で』。武内和子『朝の彩り』。野村節子『追憶・17歳』。高瀬宏『クラッシュ』。五百蔵速喜『霧の殺生ヒュッテ』。黒川二三生『洗礼』。山村寿志子『ハネムーン』。江成常夫氏とお世話になったペンタックスフォーラムの皆さん他劇団長田塾の皆さんと(大阪展で)

植田先生と相性の良かった実力派、津野広幸氏の『田植』(モノクロ)が特選を勝ち取った。「好い作品に出会えました。名作です」(選評)他の2点は山本一清『ある日』、竹内晴郎『少年』。
 もっと批判精神を「日本一の県展ではないだろうか。入賞作品はどれがトップになってもおかしくない。写真には芸術性と記録性の2面があると思うが、いずれにしろ、見る人の心を打つものでないといけない。対象に出合い感動することがまず第一で感性を磨くように心がけて欲しい」(審査総評より)
大山謙一郎写真展「燃えた女ーよさこい祭より」7月 於 キャノンサロン野町和嘉写真展「チベット・・の大地」7月 於  和光ホール食分つことも知る子は 神なれば 勇

▼ 高知新聞 平成7年1月7日の紙面