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【ぼくの県展回顧録】 第43回 平成元年(1989)高知県展              NO.19

写真展ラッシュ  我が家のスタジオ完成

中央公民館で
 ペンタックセミナーで2月、植田正治先生が来高、健やかな姿に接す。
3月、我がクラブに在籍していた真部和夫の写真展『少年の日・追憶の日々』を町立公民館で開催する。篠山紀信氏が高く評価した、紀信流シノラマ風新手法を取り入れた真部独自の家族写真であった。5月、神戸市で写俳展『印度思考』(1月のインドで視たこと、考えたこと)を開催。






 さらに6月には、高知市帯屋町(YOU・遊ギャラリー)と当町公民館の2カ所に移動展示、双樹の会主幹伊丹三樹彦一行が来高された。
 5月、すでにYOU・遊ギャラリーでは、写真の我がクラブと書家岡崎桜雲氏主宰の桜雲書道会との『合同展』を催している。 


 ぼくの積年の夢であったスタジオが完成。従来の写場としてだけでなく、クラブの月例会場や写真仲間の遊び場として、ギャラリーとして、多目的写真サロンとして活動したく、欲張りスタジオ落成を9月9日披露した。

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 神戸、大阪、高知のDM                           


  第43回『静かな朝にー印度視考よりー』インド デリー1989年

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個展をする意味

「この子どもたちを光のもとに」のぼくなりの願いを込めて、県展よりひと足早く(9月)写真展『生命の輝き―びわこ学園の記憶』を高知市内の会場NTTトークプラザで開催した。反響の大きさを物語るものとして、ここに入れたい

▼学芸部の取材による記事 (9月14日) 『びわこ学園』を記録 障害者と職員の心の交流



▼写真展『生命の輝き』を終えた今の思いを、ぜひ書くようにと言われてペンをとったもの。(10月3日学芸部)
カメラの持つ使命を自覚 投書の熱い言葉に出会う



 審査員は昨年同様2年目の森永純氏
搬入者数479人(女性68人)、作品総数1777点(カラー1278点) クラブ関係は27人が116点を持ち込み、審判を待つ。
褒状入賞は
山崎泰広『ステップ』。スローシャッターでブレを利用したダンスする男と女の足元に視点を絞ったあたりが人並み抜けていた。
五百蔵速喜『ポスター』。選挙ポスターはまだ指定の掲示板に貼らなくてよかった時代のことだ。香北の田舎の草原に町議の選挙ポスターが林立「背景のトラクターを入れたことで一つの社会風景たり得ている。このような作品がもっと欲しかった」(選評)。吉田公一『野点』。
以下入選作品。
明石正『落ち鮎の日』。毛利弘人『朝もやをついて』。吉田浩子『五月の詩』。小松裕『斜陽』。黒川二三生『ゆめ』。大西寿美子『曲芸』。森本健児『散髪』。嶋内将豊『変身』。山崎静香『鳥人』。岩崎定子『番猫』。
 伊丹先生との待ちに待った海外撮影がやっと実現した。
 ぼくの展示作品は『静かな朝に―印度思考より―』。旅先で早起きは植田先生に見習えで身に付いていた。このシーンは、デリーのホテル周辺を朝飯前に伊丹先生に負けじとロケーションして得たものだった。
 この年の特選でもっとも心に残る作品はと言えば、山下功氏『綾二才』。もちろんスタジオでは撮れない、不思議な絵画的な魅力を備えた好みの作品だった。巧さで光る平見嘉彦氏『日本海』。連続で2回目の特選ということで注目された。