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【ぼくの県展回顧録】 第53回 平成11年(1999)高知県展               NO.29

新入会員増加で 月例会に新方式

 昨年7月、フォトクラブ発足以来初めての大規模な写真展を開催したところ、その後新入会員がどっと増えた。すなわち川村光顕、市山秀明、上杉欣弘、千頭佐智、大原啓良,千頭一寛ら6人。かかし分会ジュニア部を設け、1年程レベルアップをはかり、様子を見てみようということに。従って月例会場も手狭になり、一人の展示スペースは60センチにする。配点をスムースにするため自己採点だとか、年頭からうれしい困り事に妙案をひねりだしていた。


審査員齋藤康一氏
搬入者総数606人(女性160人、40代104人、50代177人、60代160人)。
作品総数1859点(モノクロ248点)
クラブ関係入賞入選は次の通り
褒状は高瀬宏『夜間飛行』。長時間露光による、夜の空港。
入選
新年会 写団あじさいと合同竹内忠昭「朝の光」。西内則明「廻る世界」。野村節子「残照」。川村邦夫「影」。吉田公一「おねだり」。宮地幸「子供の世界」。武内和子「笑」。山崎静香「祭りの担ぎ手」。明石正「踊り子」。市山秀明「翔」。川村光顕「雨中遊泳」。金沢あけみ「激闘」。毛利弘人「緑風渡る」。小松重貞「願いをこめて」。黒川二三生「雪の朝」。
 ぼくの作品は『フレッシュアーティスト IKU&KAYOKO』。
 4月11日クラブで花見の日、実兄片木太郎が亡くなった。そういえば、兄のアトリエでの制作風景も、ギャラリーでの晴れやかな満足顔も、余り撮ってないなあ。当たり前すぎて、あえて写真にしなかったとい見当らないスクラップブックえばそれまでだが、残念ながら最近そんな身近なこと、日常の身辺記録も疎かになり、大切なものを撮り落としていたことに気がついた。
 作家の姿をしばらく撮ってみよう。案も固まらぬうちに「よし来年よさこい祭りには写真展だ」と高新画廊を早速借りた。火がついたら早い。行動しかない。内容はギャラリーで花になっている作家にしよう。それだ。ぼくのハートにグサリと来る人でなきゃ。規制の作家の必要はもちろんない。
 ファウスト、星が岡、よくばり子リス、県立美術館、コパ、高新画廊、ヨンデン、浜幸など、ギャラリー廻りが始まった。とにかくそこに作家が居さえすれば、ぼくの目的は達せられるのだ。
 カメラはバックの中に、まずは話し込む。波長が合って、断らないだろうの目安もついて、カメラ登場『良いですか』と切り出す。誰かの紹介も、顔見知りも,旧知の間柄も、10分前まで見知らぬ人だった初顔も、全く関係ない。殆ど雑作なくぼくのカメラに良い顔で飛び込んで来てくれる。
 大学の教え子、高校生もいた。そんな中の一番若い二人の写真を、全倍のパネルに二枚組んで見てもらうことにした。
 5月22日我がクラブの歌人吉田浩子さんの歌集『風紋』が、写真をふんだんに盛り込み出版した。
 毎年のスクラップブック不明で県展資料欠落。

第53回『フレッシュアーティスト IKU&KAYOKO』2枚組 高知市 ファウスト 1999年